
地球からの距離:2億2530万キロ 外気温:-55℃ 酸素:ほとんど無し 水:無し 通信手段:無し 最大風速:400Km/h 食料:31日分 NASAの次の探索ミッションまで:4年 その男は、希望を捨てなかった 火星という究極の絶望的状況に独りぼっちで取り残された 宇宙飛行士の想像を絶するサバイバル・ストーリー 無名の新人作家が自らのウェブサイトで発表した小説が、異例の大反響を呼び起こしてベストセラーとなり、ハリウッドの大物プロデューサーや宇宙開発の最先端をゆくNASAの科学者までも虜にした。地球からはるか2億2530万キロ離れた火星を舞台にしたその小説は、途方もなく壮大かつ型破りなストーリーでありながら、ノンフィクションのようなリアリティに貫かれ、圧倒的なスリルと感動に満ちあふれていたのだ。そんな特定のジャンルの枠を超え、あらゆる読者を魅了してやまない傑作小説の映画化が、ハリウッド最高のスタッフ&キャストの手によって実現。それがリドリー・スコット監督とマット・デイモンの初タッグでも話題の超大作『オデッセイ』である。 全米で公開されるやNo.1で好発進し、全米秋興行の歴代2位を記録。2週連続No.1となった他、海外でも20カ国でオープニングNo.1スタートを記録した。また全米主要メディアで圧倒的な支持を受け、早くもアカデミー賞候補に名乗りをあげた。 人類による有人火星探査計画<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニー飛行士は暴風に吹っ飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して”生き延びる”ことを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。 巨匠リドリー・スコット × マット・デイモンの初タッグが実現 前代未聞の救出作戦=人類の壮大なる奇跡への挑戦が始まる! 『エイリアン』『ブレードランナー』『グラディエーター』などで映画史上に金字塔を打ち立てて来た巨匠リドリー・スコットに、「これは究極のサバイバル・ストーリーだ」と言わしめた本作は、まさしくこれ以上ない絶望的状況から物語が出発する。主人公の宇宙飛行士マーク・ワトニーが置き去りにされた火星は、人間が生きるためのあらゆる要素が欠如した”不毛の赤い惑星”だ。それでも植物学者でメカニカル・エンジニアのワトニーは、科学的な知識を総動員して試行錯誤を繰り返し、山積みの難題をひとつずつクリアしていく。しかもワトニーは、いかなる逆境の中でもユーモアを忘れないポジティブ思考の持ち主。主演のマット・デイモンも脚本を一読して感銘を受けたというワトニーのキャラクターは、観客の熱い共感を誘うであろう人間的な魅力がみなぎっている。 ワトニーのサバイバルと並行して繰り広げられる、ふたつの物語からも目が離せない。不眠不休であらゆる手段を尽くし、ワトニー救出の可能性を探るNASAの科学者たち。探査ミッションの同僚の生存を知り、無謀とも思える作戦に身を投じていく宇宙船ヘリウム号のクルーたち。さらにワトニーの絶体絶命の境遇が人類の”助け合う本能”を呼び覚まし、地球規模へとうねりが広がっていくドラマティックな展開に心揺さぶられずにいられない。NASAの全面協力のもと、リドリー・スコット監督が大規模なセットと視覚効果を融合させて創出した火星のビジュアルも、映画のスペクタクル度を極限まで高めている。 原作者のアンディ・ウィアーにとっても理想的な配役だったワトニー役、マット・デイモンの脇を固めるキャストも実力派揃いである。『インターステラー』のジェシカ・チャステインが火星探査ミッションの指揮官、『LIFE!』のクリステン・ウィグがNASAの広報責任者を熱演。加えてTVシリーズ「ニュースルーム」のジェフ・ダニエルズ、『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォーらが重層的な人間模様を織りなし、史上最大のサバイバル&レスキュー・ミッションをエモーショナルに盛り立てている。
人類による3度目の有人火星探査ミッション〈アレス3〉は、18日目に突然の任務中止に追い込まれた。火星の大地に猛烈な嵐が吹き荒れたため、指揮官のメリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)は撤収を余儀なくされる。ところが全6名のクルーのうち、マーク・ワトニー(マット・デイモン)に突風で吹き飛ばされた通信アンテナが激突し遥か彼方へ飛ばされてしまう。必死の捜索にもかかわらず発見されなかったワトニーは死亡したと判断され、ルイス船長ら5人は宇宙船ヘルメス号で地球への帰途につき、NASAのサンダース長官(ジェフ・ダニエルズ)も記者会見でワトニーの死を公表した。 しかしワトニーは奇跡的に生きていた。かろうじて砂漠からハブ(人口居住施設)に戻った彼は、腹部の傷を手当てしたのち、このうえなく絶望的な現実を思い知らされる。ハブにはわずかな食糧しかなく、次の探査ミッション〈アレス4〉のクルーが火星にやってくるのは4年後だ。それまで生き抜くためには、酸素や水を作り出すところから始めなければならない。植物学者でメカニカル・エンジニアのワトニーは、ありったけの科学的な知識と持ち前のポジティブ思考によって、これらの途方もないハードルをひとつずつ乗り越えようと決意する。 ワトニーの”死”からしばらく経った頃、NASAは衝撃的な事実に気づかされる。火星ミッションの統括責任者、カプーア博士(キウェテル・イジョフォー)の指示で火星の衛星画像を調べていた職員が、ワトニーが生きている証拠を発見したのだ。すぐさまNASAは、火星に食料を送るための補給機の準備を開始。再び記者会見を開いたサンダース長官がワトニーの生存を発表したことで、火星で独りぼっちのサバイバルを続けるワトニーは一躍、全世界の”時の人”となった。 ところが時間との厳しい闘いを強いられたNASAの救出プランは思いがけないトラブルに見舞われ、火星のワトニーも再び絶体絶命の危機に陥ってしまう。やがて地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るワトニーの命運は、宇宙を航海中のヘルメス号のクルーを巻き込み、いかなる科学者も想定していなかった”最終手段”に託されるのだった……。
監督・製作:リドリー・スコット 製作:サイモン・キンバーグ 原作:アンディ・ウィアー「火星の人」 出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・ペーニャ、ショーン・ビーン、ケイト・マーラ、セバスチャン・スタン、キウェテル・イジョフォー、マッケンジー・デイヴィス 配給:20世紀フォックス映画 © 2015 Twentieth Century Fox
